無線機・トランシーバーは、ふだんあまりお使いにならない方には、タクシーやバス、警察や消防など特別な業種用途で使われるものと思われがちです。けれど最近では、身近なところで見かけられることが多くなりました。特に人や物が集まるところでは必携と言われるほど。 無線機がどこで、だれに、どのようにに使われているか。またその効用について。 そして、50年以上の実績をもつJE・ジャパンエニックスならではの購入のメリットをご案内します。
業務の効率化
サービスの品質向上
危機管理 / BCP対策
携帯・固定電話と異なり、自営通信網を確立している為、迅速かつ正確な情報伝達が可能とされます。 防災・BCP用途についてはこちらのページ
無線機に管理番号や会社名などを刻印するLPS(レーザープリントサービス) or オリジナルシール(カスタムシール)を貼り付けることにより、管理もらくらく。
無線機の分類
分類 | 短距離 | 中距離 | 長距離 | 全国 |
名称 | 特定小電力トランシーバー | 簡易業務用無線機(登録局) | 簡易業務用無線機 | LTE(IP)無線機/MCA |
免許申請不要で中・長距離無線機と比較してローコストなので、手軽に導入できます。 小型・軽量で携帯性にも優れています。 アンテナ内蔵タイプ、カードタイプ等、デザインやカラーも豊富です。 | 業務用として多く使われていますが、簡単な登録手続で使える登録局はレジャーでもご利用可能です。長距離ほど電波は飛びませんが、小型・軽量なモデルが多く、携帯性に優れた無線機です。 | 堅牢で高性能、耐久性も優れています。防水・防塵性も備わっておりほとんどの業務に対応できます。デジタル、アナログ、併用機と3種あり、また業務用とレンタル / 個人のレジャー用とで種別が異なります。 | 全国エリアに対応しています。 LTE無線機は携帯電話会社のキャリアのパケット網を使用するため、携帯電話と同等のエリアが確保できます。 また、免許の取得が必要です。(MCA無線は要免許) | |
距離 | ~500m(~2階) | ~1km(~10階) | ~5km(~30階) | 日本全国 |
通信費 | 不要 | 不要 | 不要 | 必要(月額利用料) |
免許 | 不要 | 不要 | 必要(一部不要) | 不要(一部必要) |
簡易業務無線機
免許局(業務用)
免許局
- ● デュアル機(アナログ35ch/デジタル65ch)
- ※アナログ機の使用期限は2024年11月30日で終了
- ● デジタル専用機(65ch~85ch)
- ● 中継器の利用が可能
- ● 免許必要
- ● 免許人内での通信
- ※同じ会社(=免許人)に所属する人だけで通信可能
登録局(業務・レンタル用)
登録局
- ● デジタル専用機(陸上利用30ch~82ch/上空利用5ch~15ch)
- ● 免許不要(ただし登録申請は必要)
- ● キャリアセンス機能が必須
- ※混信防止のため、その周波数を他に使用している(通話中)場合は、送信ボタンを押しても電波化送信されない機能
- ● 登録局同士なら、異なる会社とも通信可能(ただし無線局の運用の特例に係る届出書が必要)
■登録局制度 電波法の改正により、デジタル簡易無線の登録局に限って 登録人以外の者でも使用することができるようになりました。
これにより、レンタルでの使用やレジャーなどでの個人使用が可能となりました。
テレビのデジタル化と同様に、電波の有効利用のため簡易業務用無線もデジタル化されます。
アナログ簡易無線機は(平成34年または令和4年)2022年11月30日以降、使用できなくなります
2021年9月1日制度改正により、(令和6年)2024年11月30日 までに延長されました
アナログ簡易業務用無線機は2024年11月30日をもって使用終了となりました。
アナログ/デジタル両モード搭載の簡易業務用無線機は、アナログ方式の周波数を発射できないよう、弊社等で無線設備の改修(アナログ方式の周波数の停波措置)を行っていただくことで引き続きご利用いただけます。