TCM-224

手際よい通話のための操作性を兼ね備えたコンパクト車載無線機

ジャパンエニックスのおすすめポイント

簡易業務無線で許可されたUHF帯400MHz35波の全チャンネルを実装しているケンウッド製車載型無線機です。使用者は追加申請なしに任意の1波を選択し使用できるため、混信する周波数を避けることができるなど、運用の幅が広がります。国家資格は不要、簡単な手続きだけで、気軽に使用できる業務用無線機です。同一周波数をいくつかの事業者が共有しますので混線は避けられませんが、トーンスケルチおよびデジタルスケルチを使用することで、待ち受け受信時の混線から逃れることができます。GPSモデムとのインターフェースや、エマージェンシーケーブル接続用コネクタ/録音再生ユニット接続用コネクタを、無線機内部に標準装備しました。ケンウッド製AVMシステムKGP-2000Sシリーズをはじめ、さまざまなシステムへの容易な構築が可能になっております。現在は販売終了しておりますので、後継機「TCM-D244」をおすすめいたします。

おすすめの業種

車載型ですが、専用電源と組み合わせることで事務所用据置機としても使用できます。オプションのスタンドマイク（受注生産品）を使用すると送信ボタンが押しやすくなり、より便利に使うことが可能です。コンパクトサイズですので、取り付けスペースに困りません。また、個別呼び出し、グループ呼び出し、一斉呼び出し、一斉割り込みができる「セレコール機能」があり、特定の１局や特定のグループを呼び出すことができます。あらかじめ設定された個別番号・グループ番号を、フロントパネルのPキーで選択するだけの簡単操作です。さらにオプションの「TSS-10」を装着すると、最大100通りの個別呼び出し、最大10通りのグループ呼び出しも可能です。倉庫、商業施設等の事務所の指令用としておすすめです。

導入実績

主に大型施設、オフィスビル等に導入いただいております。参考例として、大型ショッピングモールの施設管理で導入していただきました。もともと携帯機のみの運用で、不感地帯が防災センターと、その対角線上にある施設に不感箇所あり、運用上お困りでした。デモテストを行った結果、アンテナを防災センターの50m先にある天井裏に設置することで、防災センターと核施設からの電波が届くことを確認し、アンテナを天井裏、防災センターに「TCM-224」の本体を設置し、据置機として運用いただきました。導入後、どこにいても携帯機の電波を天井裏のアンテナが受信し、防災センター内まで音声が届くようになり、業務効率を上げることに繋がりました。

機能

価格帯

コネクタの形状

その他