ジャパンエニックスが選ぶ インカム おすすめ無線機5選

特定小電力トランシーバー・簡易業務用無線機・IP無線と複数種類あるインカムですが、目的により使用するインカムの種類は異なります。今回はその中でもレジャー・スポーツ用でそれぞれおすすめのインカムを紹介します。

インカムとは

インカムとは

最近はバイク用品の必需品として、インカムをツーリングや

レジャーなどのコミュニケーションツールとして使用される方も多いですね。

インカムという名前はインターコミュニケーションシステム(intercommunication system)の省略形です。

昔は「内線で使用されるヘッドセット付きのトランシーバー」がインカムと呼ばれていました。

トランシーバーとインカムの違いとは

トランシーバーとインカムの違いとは

インカムとトランシーバーとの違いはなんでしょう?

インカムという名前はインターコミュニケーションシステム(intercommunication system)の省略形ですが、実は、トランシーバーとインカムに違いはありません。

様々な呼び方がありますが全て同じものを指しています。

「無線機」と呼ぶと長いため、それぞれの業界によって言い易く短く呼ばれるようになり、インカムやトランシーバー、他にもシーバーなどと呼ばれるようになってきたのです。

昔は「内線で使用されるヘッドセット付きのトランシーバー」がインカムと呼ばれていましたが、様々な業界が幅広く無線機を使用できるようになったので、今では違いがなくなってきたのです。

アクセサリも豊富にありますので、業務用の無線機にヘッドセットを付けて使用することもできますし、ハンズフリーの機能を持ったものもあります。

こういったことからジャパンエニックスとしては大枠として「無線機」と呼ぶことが多いです。

インカムの種類とメリット

インカムの種類とメリット

おおまかに分けると無線機は以下の3つに分類できます。

■特定小電力トランシーバー

登録申請や免許は不要。出力が小さいので、通信距離は~500mと短いですが、軽量でハンディ。購入やレンタルの費用が安く、乾電池1本で長時間使用が可能です。屋内使用の場合、壁を隔てた通信、屋外との通信はしにくいので要注意。

・利用シーン ハイキングなど、小規模なアウトドア関係。レストラン、アパレルなどの屋内使用

■簡易業務用無線機

免許は必要(資格は不要)。特定小電力より出力が大きく、広範囲で安定した通信ができます。通信距離は~5km。屋内と屋外の通信も可能です。

ただし、出力が大きくなる分サイズが大きくなり、バッテリーの稼働時間も半日程度となります。

また、免許不要、登録のみで使用できるタイプでレンタルできるものもあります。

・利用シーン 大規模屋内外イベント、施設管理

■LTE無線機(IP無線機)

携帯電話の通信網を使用するため、免許も申請も不要。携帯電話会社のサービスエリアならすべて通信範囲となるため、基本的に日本全国で通信できます。簡易無線より軽量。バッテリーも長持ちします。

ただし、サービスエリア外の電波が入らない場所では使用不可。回線が混雑すると制限がかかることも。別途利用料が必要です。

・利用シーン 広範囲にわたるイベント、マラソン

その他、利用シーンに沿ったおすすめの無線機もご提案できますので、まずは一度お問い合わせ下さい。

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インカムの選び方

インカムの選び方

■メーカーで選ぶ

ケンウッド

音響機器メーカーならではのクリアな音質が自慢のKENWOOD。特定小電力トランシーバーからナショナルシステム製品まで、幅広く展開しており、とくに国内で評価の高い、肉声に近いデジタル無線機をラインナップしております。また、日本国内ブランドの中では一番世界で有名な無線機ブランドでもあります。

モトローラ・ソリューションズ

世界で№1のシェアで堅牢性に長けた軍事用無線機も手がけるMOTOROLA。特定小電力トランシーバーからナショナルシステム製品まで、100カ国以上、100,000以上の公共の安全と商業顧客にサービスを提供している無線機メーカーであり、高品質、高耐久性を誇る無線のソリューションカンパニーです。

アイコム

icomはアマチュア無線機から陸上業務、海上ならびに航空用無線機、さらにはIP無線機や衛星通信無線機まで、あらゆるジャンルの無線通信機器を手掛ける、世界でも類をみない総合無線機メーカーです。「Made in Japan」国内生産にこだわり、自社で設計、開発した製品を国内の自社工場で生産する体制は創業時より一貫しており、「コミュニケーションで世界をつなぐ」アイコムは世界から評価されている国際的なメーカーです。

スタンダード

「STANDARD」はバーテックススタンダードLMR合同会社の無線機ブランドです。ビジネスに信頼できる豊富な機能を備えた業務用無線機を揃えており、堅牢かつコンパクトな無線機を開発しています。業務用無線機の製造に特化しており、VXシリーズとFTHシリーズが人気機種です。

スタンダードホライゾン

「STANDARD HORIZON」は八重洲無線株式会社の業務用無線機ブランドで、アマチュア無線からの歴史を誇り、国内から信頼の厚いメーカーです。1956年設立時から長年培われた通信機の国内リーディングカンパニーとしてのノウハウを注ぎ込み、Bluetooth搭載、小型軽量でコストパフォーマンスに優れた商品を開発しています。

アルインコ

多種多様な特定小電力トランシーバーを取り揃えるALINCO。無線機メーカーとしては異色の多角化戦略企業で、仮設機材のリーディングカンパニーであり、住宅機器事業部やフィットネス事業部など、独自の多角経営の礎を築かれてきました。最近では業務用無線機も多くラインナップされています。

ほかにもCSR、パナソニック、ソフトバンク、エムシーアクセス、モバイルクリエイト、j-mobile、スマートウェーブなどがあります。

※メーカーが違っても基本通信は可能です。ただし、すでに所有している場合は、詳細な機能の互換性について弊社にお問い合わせください。

■距離で選ぶ

目安としては

短距離(~500m)なら特定小電力トランシーバー、

中距離(~1km)なら登録局タイプのデジタル簡易業務用無線機、

長距離(~5km)なら免許局タイプのデジタル簡易業務用無線機、

全国(~日本全国)ならIP無線機

という選択ができます。

■業種・用途から選ぶ

屋外の現場なら丈夫で悪天候時でも使用可能なもの、介護現場では負担の少ない超小型なもの、ホテル等のVIP対応には秘話機能の高いものが求められるでしょう。無線機は業種や使用用途によって必要な機能が異なります。弊社にご相談頂ければ実際使用するシチュエーションなど、具体的なヒアリングを元にご提案させて頂きます。

インカム5選(レジャー・スポーツ用)

レジャーやスポーツ、バイクツーリングなどのコミュニケーションツールとしておすすめです。免許不要でどなたでもご利用できるトランシーバーとなります。

レジャー画像

KENWOOD

UBZ-LS20 特定小電力トランシーバー

BZ-LS20 特定小電力トランシーバー

●世界が認めたベストセラー

世界が認めた基本性能と通話品質。信頼と安心のベストセラーでUBZシリーズにて25周年450万台突破(2015年現在)のトランシーバーです。モータースポーツ用のヘッドセットやマイクを製造するケテル社のアクセサリに対応したトランシーバー(インカム)でもあります。ケテル社は国内レースに関しては 各カテゴリー平均90%以上(2012年度ケテル社調べ)がケテル社のノイズキャンセルマイクを採用していることからも、バイクツーリングやアマチュアカーレースなどでもご利用いただけるトランシーバー(インカム)です。

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STANDARD

VXD1S デジタル簡易業務用無線機(登録局)

VXD1S デジタル簡易業務用無線機(登録局)

スカイスポーツ・講習で活躍

2024年9月リリースした「VXD1S」は上空波15チャンネルを搭載しているため、上空での使用もできます。パラグライダーから気球、ハングライダーなどのスカイスポーツでの連絡、教習指示にご利用いただいております。また、風雨や粉塵の舞う環境でも通信を行える信頼のIP67で業務としてはもちろん、バイクツーリングやアウトドアレジャーなどでもご利用いただけます。他の電子機器と充電器を共有できる「マイクロUSB端子」で充電できるのも好評です。陸上および日本周辺海域で 使用できる82チャンネルに加え、高所やスカイスポーツ等で使用することができる上空用15チャンネル、合計97チャンネルをフル実装しております。

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iCOM

IC-DRC1MKⅡ デジタル小電力コミュニティ無線機

IC-DRC1MKⅡ デジタル小電力コミュニティ無線機

特定小電力トランシーバーの50倍出力

0.5W出力でありながら、免許や資格が不要のため、買ったその日からどなたでもお気軽にご使用できます。GPSを搭載しているため、通話相手がどの方向にどれくらい離れているかを表示することが可能なため、高齢者や子供の安全確認、町内会等での情報共有や災害時の連絡手段としてご利用いただけます。また、登山、トレッキング、ハイキングやピクニック、バイクツーリングやドライブなどレジャーでのご利用も可能です。

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Ons

Bb TALKIN CS MODEL 同時通話無線機

Bb TALKIN CS MODEL 同時通話無線機
Bb TALKIN CS MODEL 同時通話無線機

Bluetooth®同時通話無線機

日本国内電波法認証済みで6名まで遅延のない同時通話が可能です。建設、測量現場、アクション写真撮影時など業務でのご利用はもちろん、完全防水のためマリンスポーツ、スノースポーツ、サイクリング、バイクツーリングなど幅広くご利用いただけます。無線機の会話を録音、同時にスマートフォンでビデオを録画することで、音声と映像を同時に録画でき、またそれをライブ配信することも可能です。(無料アプリ「Bb CAM」を使用)エクストリームスポーツ専用通信機器としてもご利用できます。

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KENWOOD

UBZ-M31E 特定小電力トランシーバー

UBZ-M31 特定小電力トランシーバー

おしゃれで小さなボディでありながら抗菌・抗ウイルスのセルフィール®加工

交通機関や教育機関、ホテル、病院などで実績があるニチリンケミカル株式会社(本社:大阪市)の空気触媒「セルフィール®」を採用し、優れた抗菌・抗ウイルス効果により、安心な使用をサポート。本体は洗練れたモデルで小型、軽量でどなたでも簡単に操作できるシンプル設計。単三電池一本で駆動でき、パナソニックのeneloopやEVOLTAなどの充電式電池にも対応できます。初めて使う方におすすめのトランシーバー(インカム)。小型・軽量のためオプションのネックストラップ(SB-4)を装着することでお子様から女性でも持ちやすく、レジャーなどのシーンでもお気軽にご利用できます。初めてのトランシーバー(インカム)はこの「UBZ-M31E」がおすすめです。

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オーディオアクセサリ紹介

オーディオアクセサリ紹介

■オーディオアクセサリのメリット

無線機は本体単体で送受信可能ですが、本体の装着箇所によっては使いづらいこともあるかと思います。 アクセサリを装着することによって、使いやすさを向上させることができます。

受信した音声を外部に漏らさずに聞くためのオーディオアクセサリ、きれいな音声を送信するために使用するオーディオアクセサリ、イヤホンとマイクを一体型にしたものや、スピーカーとマイクを一体型にしたものなど様々なオーディオアクセサリがあり、最適な商品を選択することで無線機の性能を最大限に引き出すことができます。

■オーディオアクセサリのご利用方法

無線機は電源ONでいつでも受信できる状態になります。送信は送信ボタンを押し続けながらマイク部分に向かって話しかけます。(ただし、別の誰かが送信中のときに送信することはできません)受信する際は、受信側での操作はありません。

通話終了後に受信側の送信ボタンを押して話しかけることで受信側が送信側になることができます。(受信側が音声を送信する場合は、現在の送信側の通話終了を待つ必要があります)

■オーディオアクセサリのご紹介

ほとんどのメーカーで無線機には付属しておりません。理由としては用途に合うものを選んでお求めいただくためです。アクセサリは無線機本体選びと比べて軽視しがちですが、結果として無線機の性能を活かせず「聞こえにくい」「耳が痛い」「使いずらい」等の不満やストレスに直結する恐れがあります。

最適なアクセサリを選択することで無線機の性能を最大限に引き出すことができるので、利用する場面を具体的にイメージした上でご購入を検討していただくことをおすすめします。下記商品紹介では、主なオーディオアクセサリ(インカム・イヤホンマイク等)を6種類紹介いたします。

ジャパンエニックスオリジナル

PM-0026 タイピンマイク

PM-0026 タイピンマイク

接客業、イベント運営中におすすめのオーディオアクセサリ

タイピンマイク「PM-0026」は胸元辺りに親指サイズ程のマイクを取り付け、そのマイクにお好みのイヤホンを耳にさして利用します。 イヤホンは耳掛け型イヤホン、耳穴に入れるカナル型イヤホン、骨伝導イヤホン、衛生面で優れているD型イヤホンや、オープンエアー型イヤホンなど、お好みのイヤホンを選択してご利用いただけます。このタイピンマイク「PM-0026」のメリットは目立ちにくいのが一番のメリットです。無線機を装着していることをあえて隠す、使用していることをアピールしない際にご利用いただきます。また、受信音もイヤホンからのみですので、お客様や第三者に聞かれる心配はありません。別名称「2ピースマイク」とも言います。

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ジャパンエニックスオリジナル

SMP-150 スピーカーマイク

SMP-150 スピーカーマイク

警備業、イベント設営中におすすめのオーディオアクセサリ

スピーカーとマイクを一体型した「SMP-150」です。無線機本体を持ち上げたり取り出したりする手間を省きます。タイピンマイク「PM-0026」と比較して大きいスピーカーマイクは握りやすいホールド感に優れているオーディオアクセサリです。警備業で主に利用されており、手袋着用で業務を行っている事が多く、ボタンを押しやすいのが一番のメリットです。また、イヤホンの取り外しも可能なので、騒音環境下では正確に音声を拾うためにイヤホンを取り付け、静かな場所での環境下ではイヤホンを取り外してスピーカーマイク自体から音声を出力するなど、周りの環境に合わせて2WAYの使い方ができるのも魅力です。ケーブルもカールコードを使用しており、堅牢性に優れたオーディオアクセサリです。

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KENWOOD

KHS-55BT Bluetoothマイク

KHS-55BT Bluetoothマイク

ケーブルレスの極み

無線機本体とワイヤレスでつながるBluetooth®ヘッドセット「KHS-55BT」です。ケーブルレス、かつハンズフリーで通話できるので、ケーブルの引っ掛かりや絡まりなどによる断線、事故の防止や両手を塞がずに通話することが出きます。他のオーディオアクセサリと同じ、送信ボタンを押しながら話す「PTTモード(デフォルト)」、一度送信ボタンを押すと送信が維持される「PTTホールドモード」、声に反応して送信が開始される「VOX」など、様々な送信方法が選択できます。持続時間は約8 時間、バッテリーセーブを利用すると12 時間の運用ができますが、無線機とは別に充電する手間があり、充電時間は3時間程度となります。付属品は充電用USB Type Cケーブル、イヤーピース、イヤーフック。様々な無線機メーカーよりBluetooth®ヘッドセットが販売されておりますが、ペアリングや相性などもあるため、無線機と同一メーカーのBluetooth®ヘッドセットをご利用することをおすすめします。(アイコム社「VS-3」、八重洲無線社「SSM-BT10」モトローラ社「PMMN4127」「PMLN8123」など)

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ジャパンエニックスオリジナル

JEDMP 接話型マイク

JEDMP 接話型マイク

音楽イベント等で大活躍、唯一無二のオーディオアクセサリ

どんな騒音下でも利用できるオーディオアクセサリ「JEDMP」です。音声を拾う範囲を狭くすることで、騒音下でも正確に音声を届ける事ができるマイクです。音楽イベントのステージ周りや工場など、騒音の中でも情報伝達をする必要がある場合に利用される事が多いオーディオアクセサリです。イヤホンジャックは3.5φステレオですので、お好みの市販品でご利用できるようになっております。無線機のオーディオアクセサリはモノラルが多い中、ステレオにしている理由として、騒音下でも受信が聞こえるよう、両耳を塞ぐ形でイヤホンを装着してご利用いただけます。今日の音楽イベント、コンサートを支えているオーディオアクセサリです。

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iCOM

HS-88 ヘッドセット

HS-88 ヘッドセット

オペレーターにおすすめ、手軽に確実に装着できるオーディオアクセサリ

相手の音声を聞くためのイヤホンまたはヘッドホンと、自分の声を送信するマイクが一つになっている機器がヘッドセットです。「HS-88」はカチューシャ型のイヤホン部分の一端に、口元までアーム状のマイクが付いているので、音声を拾いやすい設計になっています。音声に反応して自動的に送信状態となる「VOX機能」を搭載しているタイプもあるので、ハンズフリーをお求めの方、両手作業によりボタンを送受信する事が困難な場合にはおすすめのオーディオアクセサリです。

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ジャパンエニックスオリジナル

HDH へビーデューティヘッドセット

HDH へビーデューティヘッドセット

工場内、モータースポーツでおすすめのオーディオアクセサリ

使用環境に合わせて無線機の外部マイク感度を調整し、マイク部は指向性があるため余計な音声を拾わず、工事現場や建設現場など騒音下での使用に最適です。また、形状からも想像できますが、モータースポーツなどでも活躍するヘッドセットとなり、風防キャップで風切り音も防止できます。両耳から音声が聞こえ、マイクはブームマイクですのでフレキシブルに動かせます。「インラインPTT付き」または「イヤーマフPTT付き」の2種類をご用意しております。断線しにくいカールコードを採用しており、堅牢性にも優れたオーディオアクセサリです。バイクツーリングの風の中でも極めてクリアな会話が楽しめる画期的なウインドノイズキャンセルマイクロホン(ケテル社)は類似商品となります。

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異なるメーカーの無線機でも、同じ分類(周波数帯等)の場合は基本的に通信可能ですが、メーカー特有の機能があるなどむずかしい場合もあります。特に増設(買い足し)の場合は、互換性が重要です。 ご検討の節にはぜひ直接、お問い合わせください。

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